2017.12.28

12月末日までに実施した計19回のワークショップの議事録を抜粋し、一覧にいたしました。

 

<医療・福祉・健康>

  • 民生費が増えている。子どもの医療費の無償化などが行われているが、これは依存財源(国や県)からの支出ではないか。今後、復興期間が終わった後、子どもの医療費について考えていくか、対策が必要。
  • 対策は必要だが、どのようなサービスをしてほしいか、また、このくらいの財源を見込んでいるのであれば、これくらいのサービスができる、などを知りたい。そのうえで、住民自身が支出を増やすのかどうか、考える機会になる。
  • 病院の対応が上からで冷たい。触診などを丁寧にしてくれる病院は混む。
  • “小高に帰りたいけど、病院がないからどうしよう。
  • 月水金しか人がいない。夜中熱が出たらどうする。”
  • 医師数や病院数のデータは出ているが、現在の南相馬市の主な疾患と、震災前の疾患を調べないと、重点的に補てんしていくべき分野がどこにあるのか、わからない。特定の医療疾患が多い地域であれば、それを徹底的に対策を行うと、予防医療の観点から対応できる。
  • “10年くらい前から、相馬~いわきは医療的にやばいとわかっていた。たまたま震災が起きたから、クローズアップされていない。ヘルスリテラシーが下がってきている。他責にしがち。(南相馬に)帰ってきたときに、それを感じた。

<暮らし>

  • 昔は隣組で葬式を手伝ったりしていたが、今はない。高齢化や避難で人が少なくなり、隣組を再編成しないといけない。
  • 小高4区では隣組が発展していた。世帯数の推移が小高単位ではわからないが、隣組に所属する世帯から、数名が地域の懇談会(自治会)に集まり、部落(区)の改善を目指す動きを取っている。
  • 小高4区に戻ってきた世帯は、100近くあった世帯の中で40世帯程度。高齢者が多い。昔の隣組で活動しようとしても、戻ってきたところと戻っていないところがある(すべてが戻ったところ、1世帯しか戻らなかったところ)。
  • 医療に関する費用が掛かっている(民生費の拡大データ)のであれば、市民に対して健康運動を促進するサービスを提供するのもいいのでは?実際に、小高で卓球サークル(60代~80代が参加)を作っている。毎週火・木・土で開催。小高では40名も参加希望者がいて、卓球台が足りず、参加を待ってもらっている。集まりたいし、動きたい。
  • 原町で地域のサークル(卓球)を開催したときは、7人くらいしか集まらなかった。鹿島の仮設から参加者がいるかな?とおもったけど、高齢者には車を使ってでていくことがおっくうのよう。だからこそ、小高で開催して、小高に住んでいる人が参加する今の関係を継続していくことが必要。
  • “なんか駅前通りに場所がある(おだかぷらっとふぉーむ)。そもそもこれまでなかった場所だから、参加していいのか、どうなのかわからない。気になってはいるが。毎月第4日曜日に合唱の練習に使っている。でも、それ以外にたまろうとは思わないかもしれない。ハイカラな人が多いから、何を話していいのかわからない。”
  • 地域で活動している人がいることは知っているが、誰が何をやっているのか分からない。”単純な話、街の中を歩いていても若い人の姿が見れない。集まる場所もない。ただ、屯っている場所もあった。街に出ない人、屯得る場所を見える化していく。必ず、出てこない理由がある。”
  • “働く人が働けない人を支えていかなければならない。援助されっぱなしではなく、相互で支え合う必要がある。”
  • 震災前から中心市街地の活性化が騒がれる=活性化していない状況が続いている。それがますます、震災後のシャッター通りになっていることが多い。
  • “車社会で郊外型になっている。コンパクトシティはたぶん無理だと思う。
  • 原町駅を拠点として、地域を作ることに対しては理解できるが、結局住みたいところに住みたいという気持ちが強い。震災になって思ったことは、土地に対して愛着や感情が強いこと。”

    “組織を作ってやっていくことも難しくなる。組織化を考えるときに、年寄りの組織化はできるのか。また、将来を考えると年寄りだけの組織でいいのか。働き盛りの方の組織化が難しい。青年会議所にすべているわけではない。”

  •  

    “自治会の運営が難しくなってきている。そもそも参加する住民が少なくなってきている。4区の規定では、各世帯から代表者として2名が参加し、議決を取るようにしていた。震災後は規約を改定して、4区に住んでいる人ならば誰でも参加できるようにした。また、外部の人(支援者・移住者)が参加しやすいよう、傾聴での参加ができるように自治会の規約を整備し、来年3月にそれができるようにしたいと思っている。いまの世代が頑張って、あとあとの世代(40代を想定)が自治会長になったときに活動しやすい環境を整備することが、いまの世代ができることだと考えて活動している。”

  •  

    “元農地を宅地として使うは増えている。震災の土地をあきらめて、家として戻ることもあると思う。行政の方で空き家に対するデータがあるのか。また、空き地が問題と言われているが、実は何が問題なのかをしっかりと理解できていない。寂しい、なんか怖い、などの感情的な側面が強い。”

  • まちにイノシシや蛇が出る。駆除とかしてくれないと、安心して住めない。
  • “震災前より、たぬき、くま、さる、イノシシが出てきているように感じる。畑がいつも荒らされる。いまいる動物は人がいない時期に生まれたため、人を怖がることをしない気がする。→いま、害獣対策としてすべての世帯が唐辛子を作れないか、と考えて商品開発を行っている。唐辛子を畑に置くと、害獣が嫌がって近寄らなくなる。また、それを商品開発して、セデッテなどで売れないか。また、そいう取組に対して支援を行ってもらう、または市と一緒に活動することはできないのか。”
  • 商品開発はゆなちゃんという菜種油を現在も小高で作っている。このように、小高発の商品が生まれているので、それを町の産業にしたらどうか。商業開発や開発した商品の販路など、市が相談に乗ってくれればいろいろとはかどると思う。
  • “帰還者数は出ているが、2拠点で居住している住民も多い。例えば、(私は)小高区で週の半分、福島市で週の残りを過ごしている。小高に戻りたいが、避難先で倒れた旦那が通院するために、福島市にも家が必要。これからの時期は、冬道で峠を越えることも難しい。福島市の借り上げが続く限り、福島市にも拠点を置く。でも、実際にいつまで続くかわからないから、不安が続いている。福島市の病院と連携してもらって、南相馬市でも治療を受けられるようにしたい。”
  • “小高区で地域の交流会館(新規建設予定)を置くだけでは意味がない。そもそも、浮舟文化会館をうまく利用できていないのに、工事だけやっても仕方ない。建てた後の維持費はどうするのか?商業施設なのか、維持するだけの収益をあげられるものを置く必要がある。”
  • “各区(原町、鹿島、小高)に大きい交流会館があっても意味がない。それを維持するためにどうしていくの?普段懇談会程度でしか使わないから、あっても無駄に感じる。その分、小さくても温泉施設や、運動施設の整備の方がいい。新しい箱ものを作っても、維持していくには、将来的な運用を視野に入れていく必要があるし、住民の意見を拾ってもらいたい。”
  • 何をやっても、人が集まらない。全国どこでもそうなのか?南相馬の飲食店にお雑煮を作ろうというイベントがあった。→やらなくなった。なぜなら、飲食店の自主的な活動ではなく、NPOが仲介してやっていた。事務方がいないと動かない。商工会議所から発信の活動ではない。みんな共和国がやろう、としてから始まったもの。そういうサービスを移管できるものがあるといい。民間が投げて、それをまちが引き継ぐと楽。”

<仕事>

  • “水素ステーションを相馬に作っても需要があるのか。事業を誘致することは、あくまで官の方のやり方。卵が先か鶏が先かの議論になっていくが、市民がやりたいと思っているのか。これが問題。本当に市民としてやりたいと思っているのか、自分はそう思わないが、住民はどう考えているのか気になる。”
  • “企業の誘致にあたり、市民のニーズを掘り出していく、という話が合った。そこがみえてない。”
  • “企業や産業を誘致しても、一気にみんな取り組んでいること。結局競争になる。それに負けたらどうなるのか。会社を呼んで雇用を創出することも大切だが、別な方向で定住者を増やす方向でできることはないのか。”
  • 誘致に頼りすぎず、地場の企業を作ること、起業して雇用を作ることが必要。そのうえで、どういった措置があるのか。起業セミナー、というのはいろいろあるが、起業に向かう風土作りを草の根からやっていきたい。
  • “南相馬での仕事のイメージは、除染。飲み屋。が強い。飲み屋がうるさい。夜中に笑い声がめっちゃめちゃ聞こえる。飯屋より飲み屋が多い。昔からだと思う。震災当時は土曜のセブンにめちゃめちゃ除染作業員がいた。元いたところが、仮置き場の仮置き場になっていた。毎日アクエリアスが売り切れていた。いまは、除染作業員の小屋を取り壊す動きもあり、これからどうなるのかが心配。”
  • 南相馬市で働くイメージがわかない。憧れたり、目指したいと思う大人に南相馬で出会っていないイメージがある。地域のために何かしたいし、働きたいけど、何をしたらいいのかがわからない。働きたい、と思える場所がない。アルバイトは賃金が高いが、民間はどうなんだろうか?介護士の需要はある(と親から聞いている)介護士の報酬を上げる、と増税後の公約で話しているが、8年以上の就労者に対しての手当なので、若い世代には影響がない気がする。スターバックスがあることにより、経済効果は見られるのか?
  • “小高産業技術高校でインターンシップをやっている。すごく興味がある。高校生としてのインターンシップで、企業や市について知れる機会は欲しい。農業にも、インターンシップがあれば、興味を持つきっかけにはなる。”
  • “生産年齢が本当にいない。ダブルワーク、トリプルワークをしているからみんな疲れている。ワークをできる人が幸せで、求人があってもここで勤めていきたい仕事がない。ここ何年間かの仕事しかない。ここで生活していて生きていけるのか、不安がある。”
  • “石垣島から来た人からの一言。基幹産業って何?歴史的には、1次産業。海、畑。でも今は何か、って言われると答えられない。”
  • “実は震災前から、基幹産業は1次産業ではない。他の3次産業で基幹産業になっているものは何?人を寄せることは何か?という言われ方。人が寄ってくるものは何か?”
  • “欲しているものがいいか悪いかではなく、必要としているものとしてある。簡単に済ませられるものがないかとか。枯渇してほしがっているものがあれば、そこにビジネスチャンスがある。スーパーのお肉で○○を作ってみた。とかあれば。待機児童とか、介護施設とかをビジネス化できるようにならないと。”

<市のお金について>

  • 復興期以降の行政をどのようにしていくのか、お金と合わせて考えを知りたい。国や県からのお金が減ることを念頭に置いて、健全な財政が回るように考える必要がある思う。
  • “浜通りで考えると震災前、双葉町は「第2の夕張」と噂されているくらい、財政が破綻しか買っていた。南相馬も今あるものだけではなく、これからの財源を考えていく必要があるのではないか。特に、市立病院を含め、医療費が高騰しているように感じる。地域夕張が財政破綻をしたとき、「医療に関するサービス提供が難しい」と言われたおかげで、住民が運動をよくするようになったといわれている。だから、地域主導で健康的な暮らしができるように考えていく必要がある。”

<教育>

  • どこの市町村も一緒だけど、18歳以下の人口が減っている。大学がないこともしかり。また、小高工業高校には双葉郡からの高校生も通っており、その子たちが南相馬の会社に勤めるケースも多かった。南相馬だけではなく、浜通り全体の問題として教育を考えていく必要があると思う。
  • 震災前は原町高校が双葉郡と相馬郡の中で一番の進学校だった。震災後は、相馬高校が学力が上がったと聞いている。学力が変化している理由が知れると、今後の教育も考えることができるのではないか。
  • 今の憲法の草案を作った人は小高の人。歴史を学ぶことは必要だし、過去の偉人に学ぶことがすごく大切だと思う。歴史を学ぶ会など、市民団体で実施しているから、市の中でもやってもらいたい。
  • 小高。教員数が多いのであれば、小高からやたら天才が生まれるとかないのかな。
  • “地域学を教える必要がある。仙台でしか売っていないものを仙台で買えばいい。地元でしか買えないものは地元で買おうよ。6次産業のプレゼン大会で、南相馬からは1個しか出てこなかった。新しいものに取り組まなくなっている。地域の良さ、特徴について、地域の人が知らないことが多すぎる。”
  • “地元で包丁を研ぎに出したけど、すごい技術だった。武士の町の技術が残っている?いいもの、いい技術がある。自虐的なところがある。でも、いいところも多い。田舎っぽいところへの魅力に気づかせてあげることが必要。生産年齢の人たちが、食べ物を取った時に、伝統的な料理を出す!というところより、フランチャイルズのところを探したがる。”
  • 南相馬市の待機児童の原因は、保育所等の無償化。相馬に避難した人でも、南相馬に住民票があれば通わせることができる。でも、これもいつまでやってくれるのか、わからない。将来的には、不安。

<人口>

  • “震災以降の人口減少が激しいのではないか。若い世代がみえてない。戻ってくる人もいる。”
  • 南相馬市全体のグラフを見ると、2030年くらいまでは生産年齢人口が多いことがわかる。一方、小高区の人口推計を見ていると、2020年から60代以上の高齢者が50パーセントを超えてしまっている。年金の問題だけではなく、私も含めて、地域がなくなっていく不安がある。
  • “高齢化の問題は、南相馬だけなのか。人口減少が他の市町村でもあるのか。南相馬特有の問題なのか。→他の市町村との比較をして、どうなっているのかを知りたい。”
  • “震災後にかえって増えたところもある。いわき市も相当増えているのではないか。→他市町村との比較の視点が、市政にとっても、住民にとっても必要だと考える。”
  • “人口とお金。人口推計のグラフを見ている。人でが足りていない。高齢化が進む。ここで生活するには、お金が足りなくなっていくのは。という不安がある。”
  • “南相馬だけが特別ではなく、1億3千万から減ってきている。高齢者が多くなると、高齢者の争奪戦。鎌倉、逗子、葉山が同じ現象になっている。避難させるにはどうするか。が行政の課題。自助。健康な人を作っていかないと。明日死ぬまで働かないといけなくなる。健康寿命が延びるだけでは困る。”
  • “人口減少の低減化はどうするか。南相馬市も海外から来るひとがいる。農村に嫁としてくる人も過去にはいた。最近国際交流協会もそういう活動をしているのか、情報としても知りたい。”
  • “介護施設などに日本で何年かやって資格を取る制度があった。これだけ高齢化になったら、若い人も少ないから、海外から来てもらうしかなくなるのか。”
  • “震災以降の人口減少が激しいのではないか。若い世代がみえてない。戻ってくる人もいる。”
  • 南相馬市全体のグラフを見ると、2030年くらいまでは生産年齢人口が多いことがわかる。一方、小高区の人口推計を見ていると、2020年から60代以上の高齢者が50パーセントを超えてしまっている。年金の問題だけではなく、私も含めて、地域がなくなっていく不安がある。
  • “高齢化の問題は、南相馬だけなのか。人口減少が他の市町村でもあるのか。南相馬特有の問題なのか。→他の市町村との比較をして、どうなっているのかを知りたい。”
  • “震災後にかえって増えたところもある。いわき市も相当増えているのではないか。→他市町村との比較の視点が、市政にとっても、住民にとっても必要だと考える。”
  • “人口とお金。人口推計のグラフを見ている。人でが足りていない。高齢化が進む。ここで生活するには、お金が足りなくなっていくのは。という不安がある。”
  • “南相馬だけが特別ではなく、1億3千万から減ってきている。高齢者が多くなると、高齢者の争奪戦。鎌倉、逗子、葉山が同じ現象になっている。避難させるにはどうするか。が行政の課題。自助。健康な人を作っていかないと。明日死ぬまで働かないといけなくなる。健康寿命が延びるだけでは困る。”
  • “人口減少の低減化はどうするか。南相馬市も海外から来るひとがいる。農村に嫁としてくる人も過去にはいた。最近国際交流協会もそういう活動をしているのか、情報としても知りたい。”
  • “介護施設などに日本で何年かやって資格を取る制度があった。これだけ高齢化になったら、若い人も少ないから、海外から来てもらうしかなくなるのか。”

<移住者>

  • 「移住者」を増やしたいとどの市町村も掲げている。その一方、移住者の情報を市が集約していないのではないか?移住者の定義を決めて、どのような人が入ってきて、その理由は何か、定量的に把握することで見えてくることがある。
  • 「移住者」が小高には特に多い(目立つ)。移住した理由を聞くのであれば、そういった身近なところから把握していく必要がある。

<農業>

  • “商業するにも、どれくらいの需要があるのか分からないから、仕入れができない。いまの住民の年齢層も知りたい。また、昔はもの珍しくて相馬からも(魚を)買いに来ていたけどいまは放射能もあるし、しない。もし魚を買ったとしても、氷を入れたりすると費用が掛かるから、売上とか見込めないのでは?”
  • 耕筰放棄地が数字としては減少しているが、宅地へ用地変更をしたことによるものではないか。南相馬は、農業を生業として行っている人が減ってはいるが、自分たちが食べる分の野菜や米を作っている人がいた。その人たちが作れない分、スーパーとかで購入しなければならない。1人1人の支出を調べることは難しいが、支出について分析する必要もある。
  • グラフでは放射能が下がっているように見える。実際に住めるようになった地域はそう。一方、イノハナから1万ベクレルも出た(測定所の結果)こともあるから、まだまだ山のものは食べられない。畑も田んぼも使えない。
  • 自分たちでたべる分は自分たちで作っていたり、おすそわけしながら生活していた。賠償金を生活基準でもらえても、実際の生活では野菜を買ったりも少なかったし、もっと収入に影響があることがある。
  • “学校の課題研究があり、農業について調べている。震災前から祖父が稲作をしていた。農業経済を学んでいきたい。土地を持て余している人が多い。昔は野菜とかもたくさん作っていたけど、農地転用されていることがある。そういうところを借りて、代わりにやる組合を作るということが、一つ将来の夢としてある。”
  • “課題研究の中で、農家に15件くらい回ってインタビューをしている。「震災前農業をやっているか」「その後、農業を続けているか」「南相馬で農業の再建ができるのかどうか」を聞いている。できないという意見が多く、「放射線」「年寄ばっかり=担い手不足」が挙げられている。”
  • “・農業は疲れる。・安定しない→気候によって。南相馬や相双地区は、全国からみて学力が低い。みんなどこに仕事するのか。相馬農業とか行っている人は何をしているのか。29歳以下の農業経営者が増えないのはどうしてか。”
  • 昔は、小学校5年生になると、必ず農業体験をしていた。農業に触れあっていた。いまは、バケツに稲を育てる、ということしかやっていないから、農業に対するイメージが湧く若い世代がいない。
  • “相馬農業高校が南相馬にあるのに、農家になる人が少ないのはなぜか。→就業実績を見ると、南相馬の工業系の会社に就く人が多い。就農または農業方面に行く人は1割以下。”

<放射線>

  • 自分が持っているDシャトルの数字がいくらだったかが個別事象的にわかるといい。プライバシーが難しいかもしれないが、1週間、どこを通って、どう生活していたかがグーグルマップとかでわかるようにならないかな。より個別に住民の生活と線量の様子がわかるものがあると、外からの人も安心するのではないか。
  • “放射能は安心だけど、この間東京で話した人がこっちが高いと思っている。放射能が影響する、外からの流入人口の減少。”
  • “元いた家に住んでない。放射線の関係で避難した。戻ってもOKとなっているけど戻らない。狭い家に住むことになっている。山とか自然で遊べない。あまりそういうことをしていると、周りの目が気になる。虫取りしたい。生き物好き。爬虫類が好き。”
  • 震災前は大きい公園で遊んでいた。ひばりが原の近の東ヶ丘公園で遊んでいた。今は遊んでいる人が少ない。震災なければ、あそこで集まって遊ぶこともできた。結構広い。線量としてはつかえる場所なのに、人がいなくて寂しい場所になっている。線量の現状があるけども、親が子供を外で遊ばせたくない、という風潮は強い。子どもとしては、遊ばせたいのに。ただ、安全な遊び場、という場所ができていたため、そこでは遊んでた。人はいっぱいいたけど。
  • “だいたいが、放射線を知らないからやばい、という感覚で避けていた。いまはあんまり気にしていないけど、気にせざるを得ない地域になっていることは、実感している。昔は、山からとってきたイノシシを食べていた。昔は、イノシシ狩りをして行政に申告すると、一頭3000円くらいのお金がもらえていた。”

<まちの課題>

  • 課題がたくさんあることが課題。どの課題を優先的に解決していくか。まちとしての方向性を示すことにより、住民もその課題について意識する。ここで生活するしかない環境にある住民にとっては、まちの課題に対してあきらめ意識が強い。別に、どの課題をどうしたいとかなく、ここはそういう場所だとして生活している人が多いのではないか。
  • “まちについての無関心さが南相馬市にはある。南相馬はこれ!という特化するものが野馬追以外ない。大学もないし、IT分野とかを意識するきっかけが無い。都市部だと、大学が近いから関心を持つ機会が多いのではないのか。また、機会がほしい。”
  • “いろんなレベルで問題を見る必要がある。個人の人生レベルの話をすることが必要。また、未来に向けてのシナリオを考えていくことが必要。災害ベースがすごい曲者。災害が起きてきたあと、自分がどうするべきかを作れることが必要。”
  • “南相馬市が思考停止しているように感じる。生産年齢人口等の問題については、わかっている。今住んでいる人の支援は大事。でも、かえって来ない人たちへの支援は意味がない。臭いものにふたをするように感じている。”
  • “GWに商店街で何もしていない。野馬追と野馬追の時の盆踊りぐらいしかしない。月に1回くらい、街の中でイベントやれ!地元で買い物しない。まずはそこから。地元の商品に魅力を感じない。”
  • “何を買うにも通信販売に頼っている。そういうのがあるから、地元の商店で買い物をしない。震災後にいろんな人が入ってきたときに、原町のことをいろいろ聞かれたけど、答えられなかった。”
  • “門を開けてても来ない人が多い。門をノックしながらじゃないと関係性ができないことが多い。好きでやっている話だから、それが実現できると楽しい。自分の家から出てくるのが大変。作戦を練るときに、オブザーバーがいると助かる。”
  • “自分がインフルエンサーになるといい。個人的な話としては、週に1回、倫理法人会に出たりしている。この地域の実力者と繋がれることがある。あるセッションを開こうと考えている。自分の場でそういう工夫が必要。発信のスキルを身に着ける。セッションを開くためのファシリテーションの技術。将来像を自分事として捉えることが必要。”
  • “強いお母さんが活動を毛嫌いする。マイナスインフルエンサー。長いものにまかれていないと、生きていけない。高見公園での遊び場はそのためにつくった。どこか打開できるかもしれないを作っていく。そのための方法論を考えていく必要がある。面白くないけど楽。”

<情報発信>

  • “外の人から見る。京都には、東北の情報が入ってこない。情報が連携して降りてこないのはおかしい。重要なことが伝わってなさすぎる。”
  • “まちの情報が伝わっていったら、移住を考える人は多いのでは?いろいろなことを考える、若い層がいっぱいいる。”
  • “熊本で地震が起きたとき、福島の人がSNSで「東日本大震災を経験しているのに、無防備にな人は何しているのか」でも、それは他人事すぎる。そこに行って経験しないと、わからないことが多い。”
  • “被災した人は経験値が大きすぎてフィードバックできない。見ているのと、見ていないのは違う。見ていても、話せるまで時間がかかる。”
  • “見ようと思った人=知りたいという好奇心がある人。学習意欲がある人が見ていれば感じるものがある。しかし、被災者自身が震災を忘れている傾向がある。いまの市民は最悪の事態を想定できない。人は、ミニマムなことしか考えられていない。=自助ができない。”
  • “災害の危険を考えないといけない。過去の問題よりも、今の問題の方が重要だ。という考え方になってしまう。”
  • “包丁の件もお雑煮の件でも、外部に浸透していない。各団体につながっているひとがいるけども、そういう人がいない。各団体の情報を発信する活動をする団体が必要。”
  • “鶴岡のクラウファンディングが、情報を共有するやり方で成功している。病院同士の情報を伝わるセクションを外部(第三者)に置いた。外の人間がやる方が、しがらみが少ない。情報を受け渡ししてくれるところが外にあると、南相馬にどんな人がいるのかも、マルチにわかるようになる。情報の発信スキルがない。どこに向けて出すのか。コンサルティング的な考え方が必要。少ない資源で、多くのリターンがあるのか。マーケティングリサーチとデータ分析。中分析と外分析。情報を集めて、分析をして、針の穴のようなストライクゾーンを見つける役割。”
  • “情報発信が下手な地域である。知らないことが多い。妄想レベルの話。若い世代がつながっていない。仕事なりをつなげるグループが欲しい。そういうことを仕事にできるNPOが必要だと思う。中の人達を外の人たちが陰ながら支える。この地域ではハードルが高い。”
  • “話が面白いやつ。影響力が強いやつがいることが必要。やらなきゃならないことがたくさんある。インフルエンサー。フロンとに建てる。都会と地方の格差?ビジネスとして、東京ならばできるけど、地方だからできない。田舎は外からの人に閉鎖的。昔からのやり方を変えない。という上の世代がいっぱいいる。下の世代は人数少ないからやれなくなって、とん挫する。その中でやると、出る杭が打たれる。”
  • インフルエンサーが必要。そういうことへ飛びつく副議長や市議会。声が大きくて通る人を見つける。金持ちを捕まえると、発信力がでかいから。
  • “情報を発信するための専門の人が必要だと思ってる。でも、市やサポセンが役割を担ってもらう予定だけど、できない。SNSの発信やメディアでの発信が必要。そういう役割が必要。”
  • “NPOをなくすNPOを作る。→すべてが公的なサービスになるように。”

<データブックについて>

  • 高齢化率は、全国平均と比べるとわかりやすいと思う。市の開示するデータも、他の市町村や県と比較するようになると見やすい。
  • 肌感覚と数字を見れるところがすごくいい。
  • 産業別なども全国平均があるといい。
  • 地域がどうなっていくのか、確かにこれをみると本当にどうなのか。
  • まちの課題をテーマに話をしていても、これだけ多くのことが出てくる。話すきっかけ、そのための場づくりが必要となる。こういった(データブック)があることによって、議論のきっかけになることは必要。
  • いやー、(小高に人口が)1万2千人も人がいたんだ。
  • “行政主導のまちづくりだけではいけないフェーズになってきていると思う。行政だけではなく、住民が作るまちづくり、そしてそれに巻き込まれていく住民を増やすことが必要。今度のパブリックコメント提出時に、参考にさせてもらいたい。”
  • “外から見ていて、何かお手伝いできることがあれば面白いのかな。と思った。ハブみたいなセクションでできることがあるのでは。”